キキョウ科 ツリガネニンジン属 ソバナ(岨菜)の苗
ソバナは、本州から九州に分布する多年生の山野草です。山地の沢沿いや林縁に生え、夏に青紫色の円錐状に近い鐘形の花を咲かせます。また、大きい株になると枝を数段に互生させ、多数の花をつけるものもあります。花はツリガネニンジン(釣り鐘人参)とよく似ていますが、ツリガネニンジンは花が輪生するのに対し、ソバナは小さな釣り鐘型の青紫の花が一つずつ独立し、柱頭が花冠より突き出ないことなどの違いがあり見分けやすいです。和名は岨菜(そばな)で、昔、山仕事をした杣人(そまびと)が使った杣道沿いによく生えるところから名がついたといわれています。
花期:7~8月(関東平地基準)
花色:青紫色br>
草丈:50~100cm
鉢(苗ポット)サイズ:3号(直径9cm)
■購入時のご注意■
野草は、一般的に開花時期をすぎますと地上部が徐々に枯れていきます。
特に、春の商品は初夏に地上部がなくなるものもあり、ご購入時期によっては花姿が貧弱に見えることをご了承ください。
多年草(宿根草)ですから、地上部が枯れても地下に栄養を蓄積し、翌春に芽を出すサイクルとなっています。
夏・秋の商品を含め、冬季(11月~翌3月)には地上部はありませんが、この時期のご購入・配送は最適となります。