ラン科 ウチョウラン(羽蝶蘭)交配種の苗
ウチョウランは、本州から九州に分布し、低山の湿った岩壁の隙間にたまった土や草木の根、苔の中などに自生する多年生の山野草です。春に小さな球根から新芽を出し、夏に可憐な白紅紫色の花を沢山咲かせます。秋には地上部が枯れて、球根で冬を越します。地域的な変種や近縁種なども多く、花の大きさ・色・斑紋・形・花期など数多くの種類があります。山野草として人気が高く商業的な大量採集がおこなわれ、野生個体は著しく減少し多くの自生地では現在にいたるまで個体数が回復していません。
花期:6~7月(関東平地基準)
花色:紅紫色
草丈:10~20cm
鉢(苗ポット)サイズ:2.5号(直径7.5cm)
■購入時のご注意■
野草は、一般的に開花時期をすぎますと地上部が徐々に枯れていきます。
特に、春の商品は初夏に地上部がなくなるものもあり、ご購入時期によっては花姿が貧弱に見えることをご了承ください。
多年草(宿根草)ですから、地上部が枯れても地下に栄養を蓄積し、翌春に芽を出すサイクルとなっています。
夏・秋の商品を含め、冬季(11月~翌3月)には地上部はありませんが、この時期のご購入・配送は最適となります。