ユキノシタ科 タコノアシ(蛸の足)の苗
タコノアシは、日本全土にに分布し、以前は、河川下流域の湿地や河口域の湿地、沼沢地や水田周辺などに生育していたユキノシタ科の多年草ですが、河川改修や農地改良、ため池の埋め立てなどで生育環境が奪われ激減しており、絶滅が危惧される植物の一つです。ユニークな姿をした植物で、浅い地中に地下茎があり、やや株立ちとなって疎な群落を作り、枝分かれしない茎の頂に特徴ある花序を形成します。和名は、花序の枝に多数の花が並んでいる様子が、吸盤の付いた蛸の足のように見えることに由来しました。秋には全身が真っ赤に紅葉し、茹で蛸のようになります。
花期:9~10月(関東平地基準)
花色:白色
草丈:40~80cm
鉢(苗ポット)サイズ:3号(直径9cm)
■購入時のご注意■
野草は、一般的に開花時期をすぎますと地上部が徐々に枯れていきます。
特に、春の商品は初夏に地上部がなくなるものもあり、ご購入時期によっては花姿が貧弱に見えることをご了承ください。
多年草(宿根草)ですから、地上部が枯れても地下に栄養を蓄積し、翌春に芽を出すサイクルとなっています。
夏・秋の商品を含め、冬季(11月~翌3月)には地上部はありませんが、この時期のご購入・配送は最適となります。