シュウカイドウ科 シュウカイドウ(秋海棠)の苗
シュウカイドウは、中国や東南アジアが原産の多年生草本球根植物で、シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)に分類されます。江戸時代初期に中国から園芸用に持ち込まれた帰化植物で、関東地方以西の半日陰の湿地や林の中で野生化しています。シュウカイドウ属は園芸用途で温室栽培される事が多く、日本の冬を屋外で越冬できるのは本種のみと言われています。ベゴニア属のベゴニアや木立ベゴニアと同じ仲間なので,花や葉がよく似ています。夏になると茎の頂点から花序を伸ばし、淡紅色の花を咲かせます。雌雄異花。花が終わると焦茶がかった実をつけ実を付け、地上部は枯れても、球根で越冬すします。和名は中国名「秋海棠」の音読で、ヨウラクソウ(瓔珞草)とも呼ばれています。
花期:8~9月(関東平地基準)
花色:淡紅色
草丈:40~80cm
鉢(苗ポット)サイズ:3号(直径9cm)
■購入時のご注意■
野草は、一般的に開花時期をすぎますと地上部が徐々に枯れていきます。
特に、春の商品は初夏に地上部がなくなるものもあり、ご購入時期によっては花姿が貧弱に見えることをご了承ください。
多年草(宿根草)ですから、地上部が枯れても地下に栄養を蓄積し、翌春に芽を出すサイクルとなっています。
夏・秋の商品を含め、冬季(11月~翌3月)には地上部はありませんが、この時期のご購入・配送は最適となります。